低学年の子にお勧め!「子どもをやる気にさせる意外な方法」

こんにちは!

当ブログ「ランプ照らす」の案内人、ラテです。

今回「子供がやる気になる意外な方法」としてお勧めするのは実にシンプルな3つの方法です。

いつでも、だれでもできる方法です。

ただし、低学年のお子様限定の方法ですので、ご注意くださいね。

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1)学習道具を揃えてあげる

 

2)子どもの困りごとに気づいてあげる

 

3)学校で学んできたことを聞いてあげる

 

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こんな簡単な3つのことです。

どうですか、忙しいママやパパでも、週に1度か2度ぐらいならばできそうでしょ!

所用時間もそんなにかかりません。

 

でもこんな簡単な事でも子どもたちは、きちんとやる気が出て前向きになるんですよ。

なぜなら「パパやママが自分に関心を持ってくれていることがわかるから」なんです。

半信半疑の方もいらっしゃると思うので、ここからは1つずつ詳しく説明していきますね!

 

 

学習道具を揃えてあげる

お子さんの持ち物を、最低1週間に一度は見てあげてください。

 

文房具や、専科で必要なちょっとした小物を大人がきちんとそろえてあげることは、低学年にとってけっこう大事なことなんです。

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教室の光景のひとコマをご紹介しますね。

 

始業式から、二月もすると、ちらほら「忘れ物が多い子」が出始めます。

「せんせい、〇〇、ない。」「せんせい、わすれちゃった!」と教室の中のいたるところから聞こえてきます。

 

二月もたつとちょうど緊張感も緩んできたころですが、勉強に使う道具が見当たらないのは、子どもにとって一大事。

先生コールも日増しに増えていくのがよくわかります。

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まだまだ素直な子どもたちですが、こういうないないづくしが日常化すると、子どもの気持ちは一気に授業や学習から離れていきます。

だからそんなことになる前に、時々持ち物の点検を一緒にしてあげてください。

 

特に消耗品である、鉛筆、ノート、消しゴムの類はきちんと揃えてあげましょう。

低学年といえども、学校での勉強で、これらの消耗品もずいぶん使います。

筆箱の中身を見るだけでも、教室での授業中の様子はわかります。

 

「お、ずいぶん、鉛筆を使っているな。よしよし、がんばっているんだな」

 

「あれれ、消しゴムいつのまにこんなにちいさくちぎっちゃってるぞ。

さては、授業中にあの子、いたずらしてるかな~。」

 

そんな感想も浮かぶはずです。

でも、決して「お前、ちゃんとやってんのか!しっかり勉強しろよ!」と言わないで!

こういう言葉は、むしろ逆効果です。

 

黙って不足している物や、使いづらいものを補充してあげてください。

それだけで、お子さんは気づくはずです。

 

「あれ、今日は新しい消しゴムが入ってる!やった~!

でも、誰がやってくれたのかな。ママかな~。パパかな~。」

 

「ああ、良かった。ほんとは、鉛筆がもうちっちゃいのばかりで、使いづらかったんだよな。

お、やっぱ新しいのは書きやすいぞ!」

 

こんな風に子どもたちには、「君のことをちゃんと気にかけているよ。」「勉強頑張れ」のメッセージが伝わるのです。

もちろん、毎日点検する必要もありませんし、代わりに鉛筆の芯を全部削ってあげるお節介も必要ありませんよ。

 

「お前、これ使うか。机の上に置いとくぞ。」

優しい行動が苦手なぶきっちょお父さんなら、黙って子どもの机の上に

置いてあげる方法でもかまいません。

 

お母さんならば買い物につき合わせたついでに

「ねえ、赤鉛筆、もうそろそろ買っておこうか。」

と、さりげなく子どもに必要な文房具類を買って補充してあげる方法でもOKです。

こうして、勉強道具が無かったり、使いづらくて困らないように、

前もって準備することを行動で教えてあげるわけです。

 

 

こういう大人の小さな気配りがあれば、中学年以降自分のために自分で準備する事は、ごく自然に身についていきます。

 

 

時折、自立=何でも自分でやらせること とはき違えているお母さんがいます。

「もう、2年生なんだから自分のことは自分でやりなさい!わかった?!」とお母さんがいくら叱咤激励しても

そもそも1年生のころから無いないづくしで過ごしてきた子には、無理な注文ですよね。

持ち物が揃っている安心感や、見守ってくれている信頼感を感じてこなかったのですから。

 

ことばではなく、自らの行動で示してあげることこそが、

『何をすべきか』を考えていく自立への近道になる とお考えください。

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こどもの困りごとに気づいてあげる

学校で使う身の回りのものをよく見ていると、「あれ?」と気づくことがあります。

低学年では、こどもたちは困っていることをまだ上手に伝えられない年頃です。

「幼稚園、保育園ではちゃんとできたんだけどな…」と案外困っていることもあるんですよ。

 

学校での生活は子どもたちにとって毎日が新しいことの連続で、緊張もたくさんしているのです。

 

一年生だって例外ではありません。

集団生活のスピードは日増しにどんどん早くなっていくので

のんびりタイプの子は合わせるだけでも疲れてしまいます。

疲れると、ぼーっとしたり、逆に自分だけの世界に入って、時間を過ごす子が出てきます。

 

実は、子どもたちの筆箱やノート、教科書への落書きも、学校になじんできたころから始まります。

 

教室の光景のひとコマを思い浮かべてください。。

 

【きょうは、〇〇についてお勉強します】と言う先生の声に、すかさず「そんなの知ってるよ」

「ぼく、もう書ける(できる)」とアピ―ルする元気な子がいます。

 

一方でそれを聞いて「え、わたし、しらないよ。だいじょうぶかな~」と、内心ドキドキしている子もいるはずです。

 

前者、後者いずれのタイプも、いつの間にか落書きや手内職が授業中に始まる可能性があるのです。

 

 

前者の学習内容経験済みの子は、優位に立ててうれしいし余裕もあるので、ちょっとした時間には筆箱で遊びます。

いわゆる 退屈しのぎタイプ ですね。

 

先生方は、学習内容未経験の子でも大丈夫なように、ゆっくりペースで授業を進めていきます。

そうなると、よゆうがある「退屈やさん」たちは、てんでに勝手なことをやり始めます。

今の小学校現場では子どもに対して大きな声で注意をすることはあまり行いません。

子どもたちを委縮させるのは避けるべきという配慮からです。

 

そのため、多少教室がうるさくなっても以前のように「静かにしなさい!」と声を荒げることはしないので、なかなか教室に静けさが戻らない傾向があります。

 

そんな騒がしい教室の中ではおとなしい子の中に、「何を言われているのか、どうすればいいのかわからない」

という子がちらほら見えてきます。

 

おとなしい子、こういうパワーに圧倒されてしまう子は、すべきことがわからないまま、仕方ないのでぼーっとどこかを見ていたり、なんとなく筆箱をいじったりするようになります。

いわゆる マイワールドタイプです。

 

「退屈しのぎタイプ」「マイワールドタイプ」どちらの子も、先生の声がだんだんBGMのようになってしまい、聞き洩らしや聞き逃しが増えていきます。

こういう子供たちの持ち物には、何かしら教室での様子が反映されているメッセージが、読み取れるのです。

 

落書き、コレクション、と内容は様々ですが「これ、必要ないでしょう!」という余分なものが、いつの間にか持ち物に増えているようですね。

 

また、壊れてしまった筆箱や傘、教科書などがある場合は、かなり大人が注意していくべきメッセージが隠れています。

 

そこには、軽いからかいやいじめの兆候が見えることもあるかもしれませんね。

いざこざのストレスがあって、持ち物を乱暴に扱うことで発散していることもあるでしょう。

もちろん学校でも、担任だけでなく、支援員やSCなど様々な人が注意深く子供たちの様子を見守っているのですが、やはり一番よく分かるのはおうちの方々だと思います。

 

もし何かあったら、担任には連絡帳などで伝えておきましょう。

忙しすぎる担任であるならば、SC(スクールカウンセラー)に相談しましょう。

 

 

 

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学校で学んできたことを聞いてあげる

お子さんが、「あのね、きょうはがっこうで〇〇したんだよ!」と目を輝かせて話してくれるのも、残念ながら低学年のうちだけですよ。

あっという間に「学校どう?」と聞いても、『・・・、べつに~。』とそっけない答えしか返さなくなる日が来ます。

だから低学年のうちだけは、ちょっとした隙間時間に、お子さんの話を聞いてあげてください。

 

親子の会話は様々な面で、実はものすごい効果をもたらします。

  • 話し上手になる
  • ことばの語彙が増える
  • 人とのつながりを大事にできる
  • 発表する自信がつく    などなど

親子の会話はお子さんにとってはいいことづくめなんです!

 

 

おまけに「聞き上手」のモデルとしてのおうちの方の聞き方を、楽しかった印象と共に心に刻んでいきます。

ですから、「〇〇ちゃんは、お話をちゃんと聞いてくれるから優しいし、好き!」とクラスの子から認められ、自然に人間関係もうまく築ける子になっていくのです。

 

お子さんのお話を聞く時に大事な点を、一つだけ覚えておいてください。

 

お子さんの学校での様子を「そうなんだ、すごいね~」「良かったね!」とただ聞いてあげてください。

まだまだ、素直におうちの方にいろいろ報告してくれる年令です。

 

おうちの人とお話ができている子は、そんなシーンが嬉しかったことをまた、学校で身近な大人に報告してくれます。

 

「きのうね、おかあさんに『学校で〇〇したよ』って話したよ。」

「そしたらね、おかあさんが、『すごいね』『そんなこともできるんだね』ってほめてくれたよ」

 

こういう時の子どもは、本当にうれしそうな表情をします。

 

気持ちの安定している子は、こういうおうちでの幸せなやり取りの時間を持っている子です。

学校でサポートする立場の私たちにとっても、幸せのおすそ分けをしてもらったような気になります。

 

多忙なお母さんがほとんどなので、家事をこなすのも相当努力されていることでしょう。

でも、寝る前や、お風呂の前後のひと時で、いいんです。

お子さんお顔を見ながら、しっかりお話を聞いてあげてください。

 

今日のまとめ

自分の学校での過ごし方に、おうちの人が愛情を持って関心を向けてくれる。

 

 

それだけで、子供たちは安心して明日も学校に行けるのです。

だから、嬉しい報告をしたくて、喜ぶおうちの人の笑顔を見たくて、自然に頑張る気持ちが出てくるのです。

自分に自信がつくから、勉強も素直に頑張ろうという気持ちが生まれます。

 

 

「勉強しなさい」と言う言葉は不要です。

 

ただ、お子さんの学校生活に関心を持ってあげてくだされば、それで良いのです。

温かい目で見守ることが、子どもの向上心につながることを覚えておいてくださいね。

 

それでは、また!

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